線維筋痛症の患者様へ向けて

線維筋痛症

線維筋痛症という名前は最近聞かれるようになりましたが、まだまだ知られていない病気です。

主な症状は全身にわたる激しい痛みやこわばりですが、原因は不明と言われています。

日本での患者数は200万人とされていますが、痛みに悩む患者さんはもっと多いのではないでしょうか?

線維筋痛症という病気は外見上、わかいづらい為、そのことに悩む人も多いと思います。

 

線維筋痛症に対しての取り組み

当院では線維筋痛症や原因のわからない痛みでお悩みの方々の相談を受け付けています。

 

私の母は平成12年に線維筋痛症と診断されました。当時はこの病気は医師の間でも認識が薄かった為、診断されるまで10年以上かかりました。

今は昔に比べて認知はされてきましたが、治療法が確立されているわけではありません。

 

私が開業したのが平成14年。少しでも痛みを和らげようと、母の体を施術するようになりました。線維筋痛症が完治するわけではありませんが、症状の改善には役立っていると感じています。当院の施術は関節や筋肉のこわばりをとるのに有効です。そのことが症状を悪化させずにいることにつながっていると考えられます。

 

線維筋痛症という病気は自律神経とおおいに関係しています。痛みが強くなれば交感神経が働き過ぎ、眠れなくなります。睡眠が十分に取れないと、疲労が強まり、体が固まり、症状が悪化するという構図になるわけです。ですが、安静にしていればよくなるかというとそうではありません。それがこの病気の特徴でもあると言えます。

 

私の母も「無理しないで安静にしていて下さい」とよく言われていましたが、じっとしていると関節のこわばりなどが強くなり、症状は悪化してしまうんですね。

ですから「逆に動いているほうが楽なのだ」と私の母はよく言っていました。

しかし、動き過ぎると筋肉が疲れ、疲労でまた症状が悪化する。動いていても休んでいても悪化する、じゃあどうすればいいんだと精神も疲れてしまうわけです。

睡眠薬も処方されますが眠るだけだと体が固まってしまうわけです。

 

そこで少しでも質の良い睡眠に近づける為、体がリラックスする時間を作るために、関節や筋肉のこわばりをとるのです。また、痛みが強い時というのは体の歪みも強くなっている傾向にあります。歪みをとり、全身のバランスを整えることもQOL(生活の質)の向上につながっていると考えます。

 

また、この病気の特徴として、外見からはわかりづらいということもあげられます。このことがストレスの増加にもつながっていますので、周りの人達の理解、協力も大事だと考えます。

 

現在、私の母は痛みを抱えながらも一人で生活できるようになっています。

 

痛みで寝たきりや車イスの生活になってしまう人もいると聞きます。千葉県には線維筋痛症の患者さんが多いというデータもあります。少しでもお役に立てればと考えていますので、あきらめず、勇気を持ってご相談下さい!