ぎっくり腰を経験したことはありますか?
突然の痛み、とてもつらいものです。
このぎっくり腰、痛みは突然やってきますが、急にぎっくり腰になるわけではありません。
体のバランスが崩れてくると、体の一部に負担がかかり過ぎてしまい、耐えられなくなった時に痛みとなって表れるのです。
・顔を洗おうとかがんだ瞬間
・せきやくしゃみをした瞬間
・イスから立ち上がろうとした瞬間
きっかけは何でもいいのです。
体が限界をむかえていれば何かのきっかけで急に痛みが表れます。少しずつ体が耐えられない状態にむかっていっているということです。
ぎっくり腰になったらまず何をすべきか?
まずは冷やしてください。アイシングです。
アイシングには氷が溶ける温度が最適なのでアイシング用の氷嚢を用いるのがよいかと思います。
今は100円ショップでも手に入ります。なければ保冷剤などで代用してもよいかと思います。
患部を10分~15分ぐらい冷やしてください。何回か繰り返すといいですね。
無理に動かさないほうがいいので、腰痛ベルトがあればそれを使い固定してください。
どのタイミングで施術するべきか?
ぎっくり腰は程度にもよりますが、何とか歩けるぐらいの程度であればご相談にいらしてください。
1回の施術ですぐによくなるケースもあれば、数回かかる場合もあります。
全く動くことができないという場合は2、3日してから来院することをお勧めします。どのような状態かをお電話でお話していただければと思います。
ぎっくり腰はくせになる?
年に数回ぎっくり腰を起こしてしまうという人がいます。
これはなぜなのでしょうか?
ぎっくり腰の痛みは安静にしていれば1週間もすればおさまってしまいます。ですが、痛みがなくなったからといって治ったわけではありません。動きの悪くなった関節や、身体のバランスを戻しておかないと再発する可能性が高まってしまうのです。何回も繰り返し、ぎっくり腰を起こしていると、椎間板など体の内部に負担をかけてしまうのでしっかりと治しておきましょう!
ぎっくり腰にならないために!
本来はぎっくり腰にならないように体をケアしていることが重要です!
予防は大切です。
特に座りっぱなしの仕事をしているデスクワークの方や運転手の方。
また、ゴルフやテニスのように体の使い方が一方通行になりやすいスポーツをしている方など。
日ごろからストレッチなどをしてしっかりケアしてください。
股関節の動きが悪いと腰痛につながっていきます。
殿筋のストレッチを重点的に行ってください!